昭和20年代製造と思われるフォード車に艤装した消防自動車。流線型のボンネットカバーやフェンダーカバーが美しい1台です。
当時から消防自動車は受注生産で1台1台デザインや艤装が異なっていました。現在で言うところのカスタムカーでしょうか。
やはり昭和20年代に製造された手曳ポンプ。動力となるエンジンはフォード社製。
エンジンカバー部分のデザインは、秀逸で当時の職人の心意気を感じます。
戦後、技術開発の幕開けとして消防ポンプ四輪自動車の製作を始めた。また進駐軍払い下げの大型四輪駆動車ウエポンキャリアに艤装したり、和製のシャシーにエンジンだけはフォードV8型といった混成型の車に新しい消防ポンプを開発して積載、製作販売が行われた。(写真は三輪車を改造したもの。)
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