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海外で発生した災害において、独自の体制で救助活動を行うことが困難な場合に被災国政府は、日本国に対し救援要請を行い災害に対処する。
この場合に要請を受けて我が国からは、救助チームや医療活動チームを災害の応急対策、復旧対策のため派遣し被災国の救援活動を支援する。このチームが国際緊急援助隊である。
また、この中で救助チームを構成する人員のうち消防機関の救助隊員をもって構成されるのが国際消防救助隊である。 |
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| 期間 |
災害名 |
被災地 |
被害状況 |
派遣実績 |
昭和61年8月27日
〜9月6日 |
ニオス湖
有毒ガス噴出災害 |
カメルーン共和国 |
死者1,700名以上 |
国際消防救助隊員1名 |
昭和61年10月11日
〜10月20日 |
エル・サルヴァドル地震 |
エル・サルヴァドル共和国 |
死者1,226名
倒壊家屋3万戸 |
国際消防救助隊員9名 |
平成2年6月22日
〜7月2日 |
イラン地震 |
イラン・イスラエル共和国 |
死者80,000名以上 |
国際消防救助隊員6名 |
平成2年7月18日
〜7月26日 |
フィリピン地震 |
フィリピン共和国ルソン島 |
死者1,600名以上 |
国際消防救助隊員11名 |
平成3年5月15日
〜6月6日 |
バングラデシュ
サイクロン災害 |
バングラデシュ人民共和国 |
死者13万人 |
国際消防救助隊員38名 |
平成5年12月13日
〜12月20日 |
マレイシヤ
ビル倒壊被害 |
マレイシヤ
クアラルンプール |
死者48名 |
国際消防救助隊員11名 |
平成8年10月30日
〜11月6日 |
エジプト
ビル崩壊被害 |
エジプト・アラブ共和国 |
死者64名 |
国際消防救助隊員11名 |
平成9年10月22日
〜11月11日 |
インドネシヤ
森林火災 |
インドネシヤ共和国 |
18,000ｈａ |
国際消防救助隊員30名 |
平成11年1月26日
〜2月4日 |
コロンビヤ地震 |
コロンビア共和国 |
死者1,171名 |
国際消防救助隊員15名 |
平成11年8月17日
〜8月24日 |
トルコ地震 |
トルコ共和国 |
死者15,370名 |
国際消防救助隊員25名 |
平成11年9月21日
〜9月28日 |
台湾地震 |
台湾中部 |
死者2,333名 |
国際消防救助隊員46名 |
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