・ 査察の仕事 |
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「査察」とは、建物を検査し、防火上不備なところを見つけだすのが仕事です。そして、防火上不備 な所や危険な所を早く改修するように所有者等に注意します。特に、ショッピングセンターや旅館、ホテル、学校や病院等多くの人が集まる場所は、小さな事故が大事故となるため、数多く査察をしています。 |
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・ 建築・消防用設備の仕事 |
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多くの人が集まる建物は、もし火災が発生すれば被害が非常に大きくなります。そこで、建物を燃え難くしたり、もし火災になっても人が避難しやすく、火や煙が伝わりにくいような工夫をしなければなりません。建物を建てる時から安全な構造を考え、建築するように指導します。又、火災の際に役立つ設備には、水をまき散らす「スプリンクラー設備」や火災が起きたことをベルで知らせる「自動火災報知設備」、避難する方向を知らせる「誘導灯」や初期消火の時に使用する「消火器」等があります。これらの設備が正しく取り付けられているかどうかを検査するのも建築設備の仕事です。 |
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・ 消火避難訓練・防火講習 |
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消防署では、人が多く集まる学校、病院、百貨店等から要望があれば出向し訓練を指導します。避難の仕方は素早く安全な場所に逃げているか、消火器は正しく取り扱って あるか等チェックし、市民の皆さんが火災にあった時、どうしたらいいか?を呼びかけます。 |
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・ 火災原因調査 |
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消防署では、火災が発生したらどうして火災が発生したのか原因を調査するのも仕事です。原因が分かれば、今後、そのような火災が起きないように対策ができます。このような火災事例を市民の皆さんにも認識してもらい火災には十分注意してもらうようにします。 |